高専を中退して文学部を目指す受験記①

はじめまして、myliaという者です。

このブログはタイトルの通り、某高専を現在休学、今年度中に中退する予定の私が、四年制大学の文学部を目指すぞ!という過程を記していく予定のブログです。それなりに珍しい存在なのではないかと思っているので、このブログを見てくださっている方は「珍しい生物がいるもんだな〜」くらいの気持ちで見てくださると嬉しいです。

それではまず、今回の主旨である自己紹介から。

ここからは長い長い自分語りになりますので、お前の過去なんてどうでもいい!現在の学力スペックを教えろ!という方はこちらをクリックしてください。

 

それでは私の、少しは珍しいであろう高専への進学事情から。

まずは私の中学時代、平成に遡ります。

私は中学時代、ちょっと色々あって(ここはぼかさせてください、すみません)二年次から卒業までをほとんど不登校として過ごしました。平たく言ってしまえば、メンタルがヘラってしまったのです。二年次はほとんどを家で過ごし、両親と毎日揉め、ストレスから160センチ45キロくらいだった体重が60キロになりました。当然勉強などという行為は皆無。通学なんてもってのほか。毎日をYouTubeかテレビか漫画か小説に費やす日々。中学一年生までそれなりに優秀だった私は、通知票が全て1であるということを初めて経験しました。

そんなどん底生活の転機は、確か冬が明けて春になろうとする時期でした。鬱々とした人間も、まるまる一年をどん底で過ごせば少しは心が回復します。そしてちょっとだけ湧いてきた活力で思うのです。このどん底から抜け出したいと。

私はかねてから両親に心配されていた進学という問題に向き合うことにしました。公立高校は内申点が絶対。私立高校も一定以上のレベルとなると出席日数や内申点での制限がかかる。当時の私に残された選択は三つでした。

①復学し、二年次の勉強をやり直しながら三年次の学習内容をこなし、内申点を一般的な点数にすることで進学する道。

②登校できる範囲で登校しつつ、二年次と三年次の勉強を自習し、内申点を一般的とは言えなくともそこそこ取り、当日の試験に賭ける道。

③登校せず、二年次と三年次の内容を自習し、定時制通信制などの高校に進学する道。

私は当時、②と③の選択肢の間をふらふらとしていました。①の選択肢は当時の私がこなすにはハードルが高く、実現は不可能であるとすぐに諦めたからです。そして二年次の春、②にせよ③にせよ自己学習が肝であると理解した私は、地元の個別指導塾に通い始めました。大して名の通っているわけでもないその塾は、しかし私にとって大きな転機たりうるものでした。最初のうちは授業の日だけ、週に1〜2回通うだけでした。増して勉強という習慣がなかったので、宿題はこなさないまま。それでも勉強をしているという実感は、私を幾分か楽にさせました。

その勢いのまま三年次は始まり、私は内申点のために授業への出席を始めます。とは言っても、精神的な限界、また当時昼夜逆転仕掛けていた現状もあり、週に2日、合計5時限分も出席できればいい方でした。そのペースは卒業まで続いたので、出席と定期テストの総合で判断すると言われる内申点は、受験時に提出した物で45点中19点でした。担任の先生には、最後まで地元で底辺と呼ばれている私立高校を勧められました。

そののろのろとした登校ペースとは裏腹に、塾へ通う頻度はどんどん上がっていきました。第二の転機、三年次の夏がやってきたからです。

中学生の三年次の夏といえば、学校見学です。(都会だったりトップクラスの高校を狙う方は違うかもしれませんが、田舎住みの私はこの時期でした)。大学でいうところのオープンキャンパスその時私は、何を思ったか地区一番の県内偏差値70の高校と、私の地元では優秀と言われていた高専を見学しに行ったのです。

今思うと本当に無鉄砲ですが、優秀と言われてきた中学一年生までの記憶が忘れられなかったのだと思います。そしてここからが重要なのですが、その高専において、私は入試制度の説明を受けます。なんとその高専入試の特典配分がほぼほぼ当日試験ではないですか。その瞬間私は決めたのです。ここに来ようと。

それからは必死に勉強しました。平日に5、6時間程度です。今考えてみるとそんな必死でもないなと思うのですが、当時の私には必死でした。

そんなこんなで、無事に高専入学を果たします。合格発表の日は、あまりに嬉しすぎて合格者を表示しているPC画面の前で小躍りしました。

しかしそこからもまた試練でした。端的に言ってしまえば、私に高専が合わなかった。それだけのことではあるのですが、中学不登校高専休学、と学校に通うことを二度も中断したことは、今も悔しいことです。高専が私にとってどう合わなかったかを説明するとまた長くなるので、また今度気が向いたら書こうと思います。楽しかったし今も繋がってる友達はいるけれど、文系への興味や、合わないと言う気持ちが上回ってしまった。

 

さて、前置きが長くなりました。現在の私の学力や状況をまとめたいと思います。

現在私は、某高専の二年生で、2002年生まれの17歳です。あれ?と思った方がいるかと思いますが、現在私は二年次(2019)に休学したため、留年しています。そして今年度(2020~2021)の間に退学する予定です。

そのため、高専において高卒同等資格を得ることは叶いませんでした。そのため、この前の8月、高卒認定試験を受験しました。そして合格しました。

そのため、現在の私の学歴は中卒です。高卒認定試験はあくまで「高卒同等の学力を認定する試験」なので、大学や専門学校、短大などに入学して卒業しないと学歴は中卒のままです。みなさん知ってましたか?

ここまでが私の現在の学歴ですが、ここからは学力をまとめたいと思います。

この9月(つまり今月ですね笑笑)から、私は「河合塾マナビス」に通っています。さらっととんでも情報ですが、本格的に大学受験を志して勉強を始めたのが今月ということです。笑えない。ですので私が受験するのは今年度末ではなく、来年度末になるということになります。今から勉強して名のある大学に受かったら、そのときは私をレジェンド扱いしてください。

そして私は高専では進級ギリギリを攻める人間でした。そして休学してからは勉強皆無。ちょっと中学時代を思い出してデジャヴを感じますね。そのため、高専の売りである理系科目がさっぱりです。文系科目は、高専ではほとんど重視されないのでガバガバ。10月の河合模試を受けたら結果をまとめようと思いますが、燦々たるものだと思います。

教科ごとの進捗を簡単にまとめようと思います。

・国語

現代文:読書が好きなためか、現時点では得意。記述に難あり。入塾時のセンター模擬(以下模擬テスト)では、120/200。

古文・漢文:全くわからない状態。文法事項が理解できないため、模擬テストでも現代文の半分くらいの点数だった気がする。

・数学

数学IA、数学IIB共にほとんどできない。模擬テストでは30点くらいだった気がする。

・英語

単語力・文法力ともにゼロのため、模擬テストでは40〜50くらいだった記憶。

・理科

こちらは模擬テストをやっていません。社会も同様。周期表を覚えるのに悪戦苦闘していますが、原因は高専での学習時に「周期表なんて覚えなくてもテスト用紙に載っけとくから!」と言った指導だったことだと思う。

・社会

本当にゼロ。やばい。この前「本能寺の変を起こした人は?」に答えられなくて本気で焦った。

 

以上の有り様である。

本当にひどいので、これから今後の模試や共通入試テストまでにどれくらい伸びるのか楽しみにしていて欲しい。今回は仰々しい自分語りが主になってしまったが、今後は進捗や日々の呟きをまとめた記事を書いていこうと思う。特に高校二年生さん、三年生さんと知り合えたりするととても嬉しいなと思っています。

今後とも、ぜひよろしく見守ってください。